X線防護衣,FPD保護ホルダー,面積線量計,X線グリッド,線量測定器,画像ファントム　-Jpiジャパン株式会社-

Quartの診断装置用線量計及びCT用線量計は、ユーザーの高い利便性を追求しております。
30年以上にわたり培ってきたメーカーの専門技術や知識により、複雑な事前設定を少なくし、品質保証に必要な評価項目を一度の照射で測定できるため、QA/QC業務の負担を軽減できます。
また、デザインにもこだわっており、視認しやすく、コンパクトかつ軽量な設計である為、持ち運びや管理がしやすくなっております。

高機能診断装置用線量計

■ QUART didoNEO R

一般撮影、透視撮影、歯科撮影などで使用できるマルチモダリティ線量計で、手のひらサイズの最もコンパクトなデザインを持ち、高精度な線量測定が可能です。一度の照射で主要評価項目（線量、線量率、電圧、照射時間、波形、総ろ過、半価層）を測定可能にします。

- 最もコンパクトなマルチパラメータセンサー
- 類似線量計の中で最小のマルチベースユニット
- ベースユニット上で波形の確認が可能（PC接続でも確認可能）
- 最大20,000回の照射記録が保存可能
- 機能拡張のためのオプションあり
- 今後のアップグレードによる機能追加あり

線量	範囲誤差モード特徴	0.25 µGy ~ 999 mGy ±5 % 付加フィルター有 / 付加フィルター無パノラマ撮影及び歯科用Ⅹ線質の自動補正
線量幅積, 線量長さ積 (DWP、DLP)	範囲誤差モード特徴	0.25 µGy ~ 999 mGy ±5 % 付加フィルター有 / 付加フィルター無パノラマ撮影及び歯科用Ⅹ線質の自動補正
線量率	範囲誤差モード特徴	0.3 µGy/s ~ 999 mGy/s ±5 % リアルタイム表示 / 最大 / 平均照射前半の期間線量率の測定（DIN6868-151によるパノラマ撮影での線量計算の場合)
電圧	範囲誤差モード	50 ~ 150 kV (R) ±5 %（2 ~ 8mmアルミ当量の場合）最大電圧（kVp）/加重平均ピーク電圧（PPV）
時間	範囲誤差モード	0.2 ms ~ 300 s 0.1％または ±0.2ms > 1 µGy/s、0.1% または ±250ms < 1 µGy/s 撮影時間 / 照射時間
パルス	範囲誤差	1 ~ 65.000 ±1パルス
総ろ過（TF）	範囲誤差幅	0.8 ~ 9 mm Al ±8 % 60 ~ 100 kVp、0.8 ~ 8.5mmアルミ当量
半価層（HVL）	範囲誤差幅	0.1 ~ 11 mm Al ±8 % 0.1 ~ 12.5 mm Al

■ QUART didoEASY R(一般・透視撮影用)

■ QUART didoEASY M(マンモグラフィ用)

■ QUART didoEASY MR(一般/マンモ兼用)

一般撮影、マンモグラフィ、透視撮影、DSA、デンタル撮影、歯科用CTなどほぼ全てのモダリティにお使いいただけます。
事前設定の必要がなく、簡単に高精度な線量測定が可能です。
X線機器の定期的なサービス及び品質保証にとって必要なパラメータを測定するのに最適です。
また線量幅積（DWP）を直接測定できるのも特長の一つです。

- 線量、線量率、照射時間を測定
- 歯科でのパノラマ撮影時のDWP（dose-wide product）を直接測定
- 半導体式の小型軽量センサー
- 簡易型で高精度な線量計
- 事前設定なしの簡単操作（位置決め→照射→測定値表示）
- 全ての線質の自動補正機能
- 追加の修正や補正の設定なし
- 充電式のバッテリーを搭載し、約80時間の連続使用が可能

適用電圧	範囲	40 to 160 kV(didoEASY R) 25 to 40 kV(didoEASY M) 25 to 160 kV(didoEASY MR)
特徴		全てのX線質と付加フィルターの自動補正　・一般撮影と透視撮影　・マンモグラフィ (didoEASY Mと MRのみ) 　・デンタル事前セッティングおよび追加補正不要
カスタマイズ		線質補正のカスタマイズ可能
線量	範囲分解能誤差	0.2 μGy ~ 999 Gy 0.01 μGy < 5 %
線量幅積 (DWP)	範囲分解能誤差	0.2 μGycm ~ 999 Gycm （50 ~ 150 kV時） 0.01 μGy*cm < 5 %
線量率	範囲分解能誤差測定モード	0.25 μGy/s ~ 999 mGy/s 0.01 μGy/s < 5 % リアルタイム表示 / 最大 / 平均
時間	範囲分解能誤差測定モード	0.5 ms ~ 300 s 0.1 ms < 0.5 % (± 0.5 ms) 照射時間

モデル別測定項目
　• dido EASY+：線量、線量幅積、割合、電圧、照射時間
　• dido EASY：線量、線量幅積、割合、照射時間

高精度サーベイメータ

■ QUART didoSVM

β線、γ線や非常に微量のⅩ線まで測定することが可能な半導体式高精度サーベイメータです。
nSvまで感知することができるので、幅広い用途でお使いいただけます。半導体のチェンバは非常に小型で軽量のため、延長ロッド（オプション）を取り付けることで、片手でも持ち運ぶことができ、天井下などの測定の難しいエリアも簡単に測定を行うことが可能です。従来の電離箱式と比べ、圧倒的な反応速度（1秒以下）で測定できます。
誰が測定しても同じ測定結果を得られることができ、線量率の特性を追跡する為に、測定が実行されている間、メーターディスプレイの線量率は更新され続けます。

- 半導体式の小型軽量センサー
- 軽量ベースユニット
- 放射線への速い反応速度
- 測定履歴の呼び出しが可能
- バックグラウンドノイズに対する信号の正確な検知
- 漏洩、散乱、ピンホールからのⅩ線の検知
- 片手で使用できるようセンサーとベースユニットはマグネットで接続
- 延長ロッド（オプション）の使用で地面から3.5mまでの高さで測定可能
- 暗い環境下でも見やすいバックライト付ディスプレイ
- 充電式のバッテリーを搭載し、約80時間の連続使用が可能
- 3~4時間でフル充電

測定範囲		15 keV ~ 2 MeV (Auto-Ranging) 上記 15 keV ガンマ線とX線用上記 1 MeV ベータ線用
線量	範囲分解能	3 nSv ~ 10 Sv 0.1 nSv
線量率	範囲分解能	0.1 μSv/h ~ 2 Sv/h 0.1 μSv/h
時間	範囲	0.5 s ~ 15 min
誤差		< 10 % (最大機能範囲時)
反応		< 1.0 s (最大機能範囲時)
表示		測定値は毎秒更新され、ディスプレイ上部には、危険レベルが三分割に表示されます。 *危険レベル 3.2 μSv/h ~ 10 μSv/h ~ 3 mSv/h
オーディオ出力		危険レベルによる警告音

危険レベルはドイツの労働保護規定（German Labour Protection regulations）に従っています。
• 放射線保護法（Radiation Protection Act）
• X線アプライアンス法（X-Ray Appliance Act）

CT用線量計

■ QUART didoCT

CT用の半導体式線量計です。
事前設定の必要がなく、簡単に高精度なDWP（dose-wide product）を測定できます。チェンバに半導体を用いることで、従来の電離箱式とは異なり、環境温度または気圧による影響を受けないため、面倒な都度の設定をすることなくお使いいただけます。
またジェネレータの特性を追跡するために、測定が実行されている間、線量またはDWP率がディスプレイ上で連続的に更新されます。
オプションでCT半価層測定機能も付けることが可能です。

線量幅積 (DWP）	範囲誤差	0.2 μGycm ~ 999 mGycm ±5 %
線量幅積率 (DWP Rate)	範囲測定モード誤差	0.25 μGy/scm ~ 999 mGy/scm リアルタイム/最大/平均 ±5 %
CT半価層	範囲撮影条件誤差	3.0 ~ 9.0mm Al(HVL output) 2.8 ~ 29mm アルミ当量 70 ~ 150 kVp ±8 %
照射時間	範囲モード誤差	0.5 ms ~ 300 s 全照射継続時間 ± 0.5 ms
重さ	ベースユニットセンサー	180 g 120 g （ケーブル含む）
サイズ	ベースユニットセンサーセンサー有効エリア	170 x 70 x 45 mm (LxWxH) 160 x 13 mm (Lx直径) 100 mm (表記内)

■ CTDI測定用ファントム

3パーツから構成されるQA/QC用CTDI測定用ファントムです。
どのCTシステムでも使用することができ、成人頭部や胴体部および小児頭部を観察したり画像化することができます。
アクリル樹脂（PMMA）で作られています。
2パーツのモデル（成人頭部、胴体部）もご提供可能です。

サイズ	成人胴体部成人頭部/小児胴体部小児頭部	直径： 320mm、長さ： 150mm 直径： 160mm、長さ： 150mm 直径： 100mm、長さ： 150mm
測定用穿孔サイズ		直径：13.1mm (中心とその辺縁90°位置に4つ、端から10mm位置の計5カ所)