グリッドの仕様だけで見た場合、40本 8:1と80本 8:1とではグリッドの厚みが変わります。 グリッドの性能は、含まれる鉛の量によって大きく影響します。 単純比較をすると40本のほうが厚くなるため、1次Ⅹ線が透過しにくく、散乱線除去率が良いという性能になります。 コントラストが高い画像にしたいのか、1次Ⅹ線が良く通る画像にしたいのかのバランスを考えて格子比を調整するこ とでご希望にあった性能のグリッドがお使いいただけます。 コントラスとをつけたい場合は格子比を高くし、透過性能を上げたい場合は格子比を低くします。 また弊社では、長年の出荷データの蓄積からグリッドの性能をシミュレーションできるソフトを開発いたしました。 実際にグリッドを製作しなくても、実測値に近い性能値をみていただくことで短期間でグリッドの仕様を検討いただくことができます。
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